2012/05

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北海道は方言が無いねよく言われるがいちいち探せば山のようにある。
ただ、それらをオレはもう使っていなかったし聞いてもわからないもの。

大概が魚の名まえやモノの名称などでもう既に共通語化が進んでいる。
それに元々雪国で使っていた道具に共通語なんてものはないだろうし。

地元の割烹へ行くとまだ若い店員が注文した刺身の説明をしてくれる。
「こちらの本日の盛りがアブラコになります」…アブラコってなんだっけ?

一緒に行った友だちに聞くと「アブラコ」は「アブラコ」だろときっぱり言う。
家に帰ってから調べてみると「アブラコ」は「アイナメ」をさす方言だった。

ガヤはメバルでゴッコはホテイウオ…俺には分からない未知の魚たち。
田舎の友だちはこれらをみんな共通語と思って暮らしているから凄い。

俺は「アブラコ」は「アブラコ」だときっぱり言えない半端さが少し寂しい。
だって、「アブラコ」は「アイナメ」なんかじゃなく「アブラコ」なんだから。



母の叔母は91歳で亡くなった…大往生だったが長男夫婦はほとんど面倒をみなかったために母が最後の世話をした。
数ヶ月にわたる看病になったが自分の母親に何も出来なかったという思いから母は黙々と叔母の看病をしつづけた…。

嫁はたまに来ると叔母の貯金が尽きたことを大声で話す…どれだけ自分たちが面倒をみてるかと浅ましくまくし立てる。
母はそんな嫁には何も言わずに席を外していた…嫁がいなくなると叔母が欲しがるものを買っては一緒に飯を食った。

三越で買ったんだと少量の佃煮でふたりで飯を食う…醤油が切れたと買ってきたのは昆布醤油でいい物だと話し合う。
彼女らにはそれらが贅沢品だった…スーパーでほんのちょっと高いだけのしょう油だが彼女らはそうやって生きてきた。

今日、醤油が切れていることを思い出しスーパーに寄った…いつもは減塩だがふと思い出し今日は昆布醤油を買った。
GWが過ぎやっとローシーズンになるがもう月末には特典航空券は早朝のみになっているので急だが帰省を決めた。



兵庫県の天文兄弟が飲酒運転の車に轢かれたのは皆既日食を兄弟で観察しに出かけた帰り道だった。
この宇宙に興味を持った小学校6年と2年の兄弟の名前を星につけようと「はりま天文台」が働きかけた。

天文学者の山田さんがまだ名前のなかった小惑星を「Atuhirotaisei」と名付け国際天文学連合に申請。
なんだかギリシア神話のような話だが母親は仲良しだった2人の名前が一緒に宇宙に残ると感謝をした。

天文学者はロマンチックな出来事を割りと好む…元々がそういう資質をもった人たちなんだろうなと思う。
折しも『宇宙兄弟』が話題となっている今…この星になった兄弟の話がネットのニュースを賑わせていた。

子供の時は天文学者になりたかった…しかし何から何まで天文学者になる資質のない俺には無理な話。
それでも天体ショーは大好き…21日の「金環日食」はテルテル坊主を吊るしたいくらい楽しみにしてる。

つい先日の「子供の日」には月が最も地球に接近したためにいつもよりも明るい月を見ることが出来た。
そんな時はついついボーと空を見上げて歩いてしまうが辺りには気を配って歩かないといけないと思う。

この加害運転手は当初ひき逃げを否定…昨今、自己中な運転をする20代が増えているよう気がする。
「金環日食」の時もこんな車が通るかも…空にばかりに気を取られず車には十分注意して歩きましょう。



ヴォックス・クラマンティスはエストニアの混声合唱団でその透明さと完璧な均衡は始まってすぐに鳥肌の立つ美しさ。
プログラムは、シリウス・クレークの「夜の典礼」、作曲者不明の聖歌、アルヴォ・ペルトの「カノン・ポカヤネン」の抜粋。

開催されたラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」2012…何といってもペルトを聴くのが今回の目的だったオレ。
ペルト独特の「破」って感じのハーモニーから始まる宗教曲「カノン・ポカヤネン」…ペルトの和音にどっぷり浸って聴く。

ロシアって先入観からいつも硬い発声って気がして敬遠していたがヴォックス・クラマンティスは透き通るような美しさ。
これなら変な偏見を持たずにサンクト・ペテルブルクもモスクワ大司教座合唱団も聴いておけばよかったと後悔した…。

それとラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンらしくはあるが団体で演奏途中にドタドタバタバタ退場する光景をよく見かける。
確かに興味がなければペルトは眠くなるだろうけど(笑)興味本位でも参加したからには最後まで聴いてほしいと思う。

しかも、ひと組が退場すると雪崩が起きたように次から次へと退場をはじめる…残っている人が落ち着いて聴けないし。
ラ・フォル・ジュルネの楽しみの半分は屋台でつまみながらビールを飲むことだけどそれなりのエチケットはほしいな。




児童養護施設にあずけられた12歳のシリルは父親と連絡を取りたいと思っている。
施設員に何度も電話をせがみその度にもう使われていないと説明するが信じない。

自分の父親を探すため施設を抜け出そうとしては暴れ執拗に父親を求めるシリル。
いつか、学校へ行くふりをしてかつての自宅を訪ねるが部屋はもう閉ざされている。

探しに来た施設員の手を逃れ診療所に逃げ込むシリルは一人の女性にしがみつく。
「家にパパが買ってくれた自転車があるはずだ」と叫ぶシリル…目的はその自転車。

しかし、無理やり入れてもらったその自宅にはもう既に何も残されてはいなかった。
ある日、施設に女性が彼の自転車を持って訪ねて来る…あの時、しがみついた人。

シリルは取り戻した自転車に乗って走り出す…自転車だけが父親とつないでくれる。
そして、やっと父親を見つけ出すが既に新しい女性と暮らしシリルを重荷として扱う。

その後次第に不良グループと関わり素行が荒れるシリル…ついに女性を傷つける。
おどおどするシリル、父親を探す執拗さと凶暴性…自分の居場所があるって大切。

http://www.bitters.co.jp/jitensha/



ギターが上手くなりたければ夜中の12時少し前に十字路にいって一人でギターを弾くんだ。
そうすると『レグバ』っていう大柄の黒マントの悪魔がやってきてギターを取り上げる。
そうして彼がチューニングして一曲弾いてから返してくれる。
その時から何でも好きな曲が弾けるようになるんだ。

ロバート・ジョンソンは夏のある日、とある十字路でギターがうまくなるために自分の魂を売ることを悪魔と契約した。
やがて、彼はブルースで名声を得るがその日から地獄の番犬に追われ続けほどなく契約通り命を奪われたという。

それはミシシッピー州南部デルタ地帯のどこかだったんだろうか…デルタ・ブルースを産んで完成させてしまった男。
というのが彗星のごとく現れ消えた伝説のブルースマン…ロバート・ジョンソンのいわゆるクロスロード伝説の概要。

父を知らない私生児として生れ妻と子を出産時に同時に亡くし、とことん孤独であってその分とことん自由だった男。
次々女に手を出しては揉め事を起こし酒好きでもあったが彼ほど内気なブルース・マンはいなかったとも言わる…。

ロバート・ジョンソン 「Me And The Devil Blues」

今朝早く、お前がドアを叩いた時に、
俺は言った、「やあ悪魔、出かける時間だね」
俺と悪魔は並んで歩いた…



先島では尖閣諸島の実行支配の証として漁協から交代で船を出して「漁業をしている」という形をとっている。
漁ってきた魚はセリに出せないそうだが中国、台湾が近年、尖閣の領有権を主張し出したので致しかたない。

今、東京が尖閣諸島のいくつかの島を買おうとしているとニュースで報道されている…石原知肝入りの案件。
そうなると石垣島のすぐ隣に東京が出来る…どうせなら都の運営でクルーズ船の定期運行なんていいかも。

これまで大したアピールもせずほったらかしだった領土問題だがこれを機会にしっかり主張してほしいと思う。

それから防空上の理由から設定された空域を防空識別圏(エイディズ)という…大半が米軍による設定だが。
多くの国において領海は12海里…それでは他国機の侵犯から有事まで距離がないため設定された防空域。

ずいぶん長らく与那国島の三分の二はこの防空識別圏の外にあったが近年、一方的に国防省が見直した。
防衛省は台湾の了解は不要としているが両国間での合意がなければ意味を持たない境界と思うんだけど。

とにかくこれらの事実はしっかり主張してもらわないと…国に期待が持てないなら地方自治体でもじゅうぶん。




9月に行われる銀座王子ホールでのサンドリーヌ・ピオーのリサイタル…すっかり予約日を忘れて一週間後に見たら完売。
オレの好きなフランス系のソプラノでほの暗い憂い系の声と現代ソプラノらしい節度の保たれた歌に清潔感があっていい。

今年は声楽家のリサイタルなどとても行きたくてたまらない年…しかし雑誌でも買わないかぎりなかなか情報が掴めない。
7月のクリスティーネ・シェーファーは気づいた時はもう完売になっていたしこの後はとりあえず目ぼしいリサイタルも無し。

それにしても来日の告知から発売、そして実際のリサイタルまでクラシックのアーティストはあまりにも長くて疲れてしまう。
チケットの購入後も半年から一年近くを保管してないくてはいけないからめんどう臭いしあまりに間が空くのは興ざめかな。

手軽にオペラでも観れないものかとチェックすると川口のリリアホールでソフィア国立歌劇場の「トスカ」があるとわかった。
しかし、よく見るとこの日はトスカ役が佐藤しのぶ…やはり、上質なオペラやリサイタルはふらっとなんて行けないもの(笑)


戦後の復興は日本本土が優先され沖縄は後回しで離島などはとても日本であるとは思えない状況だったそう。
そこで海人たちは密貿易や遠く台湾やフィリピンのまで海人草などを密漁しに行っては生計を立てていたとか。

沖縄本島では米軍基地から物資を横流することを、離島では密輸や密漁を「戦果をあげる」と言ったんだそう。
海賊まがいの行為を繰り返していたオジィたちは「あの当時は刀の下で金を稼いだ」と危うい行為を表現する。

少々危ない橋を渡らなければ金は稼げない…常に刃の下ってのが人の不安定な暮らしをよく現していると思う。
武道家もまた「技は刃の下で磨くもの」と表現する…「刃の下」に続く言葉は意外と多くニュアンスも微妙に違う。

オレたちの日々暮らし中で「刃の下」で行わなければいけない行為ってのは案外たくさんあるのかもしれない…。
「刃の下で日々を働く」、「恋愛沙汰は常に刃の下に」…なんて、「刃の下」って言葉が意外と好きなオレだった。



今シーズンを締めくくる国別対抗戦が代々木体育館で行われたフィギュアスケート…来年はいよいよソチオリンピックの年。
最近のお気に入りはロシアペアのユーリ・ラリオノフ…あのでかいプリケツと精悍な顔とちょい薄くなってきた後頭部が好み。

一方、苦手なのがフランス男子フリーのアモデオ…超ベリーゲイな演技はバンコクのクラブ・ショーでも見てるようでつらい。
しかし、更に苦手なのが日本のペアの高橋成実…あそこまで下品だと見るに耐えないので毎回、録画は飛ばして見ている。

どちらにしろこのペアはベトナム系カナダ人のトランが日本国籍を持たないためソチ五輪は参加資格自体が獲得できない。
トランの国籍取得は既に動き出しているようだがネコひろし同様居住期間の問題などがあって五輪への参加は無理だろう。

俺はネコひろしの出場には5年以上カンボジアに住んで彼がカンボジア人になってからがいいんじゃないかと思っている派。
国レベルの働きかけで様々な特例がまかり通っているがある程度のルールは必要と思う…4年くらいあっと言う間に過ぎる。

http://www.youtube.com/watch?v=hLcbL6jJfGk